ヤマハ発動機、海苔養殖専用漁船を開発…有明海で活躍へ

船舶 企業動向
海苔養殖専用漁船「DW-480-0A」
海苔養殖専用漁船「DW-480-0A」 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、海苔養殖専用漁船「DW-480-0A」を開発し、6月1日に発売した。

「DW-480-0A」は、国内最大の海苔養殖市場である九州・有明海での作業を念頭に開発した。作業時と走行時の安定性、積載性の向上を図るとともに、若い漁業従事者向けにスタイリッシュな外観デザインを採用した。有明海で高いシェアを持つDWシリーズのフラッグシップモデル。

また、DWシリーズの船型コンセプトを引き継ぎながら、プレジャーボートで好評のスクエアバウを採用した。船首部のデッキ幅が広がり作業性が向上したほか、低めに設定したシアーラインとの相乗効果でデッキへの波の打ち込みを抑える。

また、ブリッジには現地での後艤装を考慮し、フラットなルーフ面と長めのルーフエンドを採用。デッキの作業状況を把握しやすくするため、フロントウインドウ下部を大きく確保し、着座位置も改良することで前方視界の向上を図った。

既存の漁船とは一線を画す最新艇体技術の具現化を目指して開発した。

販売目標は年間26隻。価格は1398万5000円(艇体のみ、消費税抜き)。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る