自転車の運転、約14%が交通ルール違反予備軍…意識調査

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約14%が交通ルール違反予備軍…自転車運転に関する意識調査
約14%が交通ルール違反予備軍…自転車運転に関する意識調査 全 8 枚 拡大写真

チームキープレフト/サイクルモード実行委員会は、6月1日に改正道路交通法施行1年を迎えるにあたり、自転車運転に関する意識調査を実施した。調査対象はヨコハマサイクルスタイル×ヨコハマミニベロフェスタ来場者700名。

昨年、自転車運転に関して「改正道路交通法」が施行されたことを知っているか尋ねたところ、約84%が知っていると回答。改正道路交通法の認知度が高いことがわかった。

次に、改正道交法内に記載されている「自転車運転の危険行為14項目」についての意識を調査。「内容を理解し、遵守している」36%、「理解に不安はあるが守るが意識はある」48%となった。理解に不安はあるが守る意識はあると回答した人は、理解不足による“うっかり違反”に陥ってしまう可能性があると考えられそうだ。

さらに「施行前と特に意識は変わらない」10%、「事項都合を優先してしまい守れていない」2%、「よく分からないから守れない」2%と、違反リスクが高いと思われる回答も約14%あった。

続いて、乗車中にヒヤリとしたことや事故を起こしたことをがあるかを尋ねたところ、約半数の48%が「はい」と回答。その内容は、歩行者の飛び出しや自動車との接触が目立った。運転者自身が気をつけていても、自転車乗車中に事故に巻き込まれてしまうケースも多く、予期せぬ事故に対する備えが重要だと言える。

自転車保険への加入度調査では、約47%がすでに加入していることがわかった。今後の加入予定も含めると、約67%を占める。最後に、自動車運転に関する正しいルールやマナーを改めて学ぶ機会があれば参加したいと思うかを尋ねた。その結果、78%が「思う」と回答。正しい交通ルールやマナーを学ぶ意欲が高いことがわかった。

自転車運転に関する意識調査…約14%が交通ルール違反予備軍

《美坂柚木@CycleStyle》

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