【VW パサート GTE】GTI ゆずりのパフォーマンスと、クラッチ切れる「滑空」を味わう[写真蔵]

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パサートGTEと、フォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役社長・ティル シェア氏(パサートGTE発表会・試乗会、千葉・袖ヶ浦フォレストレースウェイ、6月7日)
パサートGTEと、フォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役社長・ティル シェア氏(パサートGTE発表会・試乗会、千葉・袖ヶ浦フォレストレースウェイ、6月7日) 全 73 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは6月7日、千葉・袖ヶ浦フォレストレースウェイで、プラグインハイブリッド(PHEV)モデル『パサートGTE』『パサートGTEヴァリアント』の発表・試乗会を実施。EV、HV、GTEの3つのモードによる走行特性の違いなどを体感できた。

「最大の特徴は、3つの走行モード」(同社マーケティング本部長の正本嘉宏氏)というパサートGTEシリーズ。この日の発表・試乗会では、「GTEの特性」と題した体験プログラムで、サーキットの内側コースを3~5周し、電気自動車としてのEV、エンジンとモーターで走るHV、「GTI」譲りのパフォーマンスをみせるGTEの3モードを試すことができた。

また、この試乗会では、この3つのモードに加えて“滑空”と“回生”も体感できた。担当者は、「クラッチをすべて切り離すことで、つくりだした運動エネルギーを、抵抗なくサーッと転がるように有効に使うというコースティング(惰性走行)を体験してほしい。アクセルをオフにすると、クラッチが切れた段階で、エンジンも止まるので、タコメータがゼロになる。惰性でどのぐらいの距離を走れるのか、も試してほしい」と話していた。

担当者がアドバイスするように、60~70km/hでアクセルペダルから足を話すと、エンジンを切ったマニュアル車がニュートラルで滑走するような、静かでエコな走りを体験できた。

パサートGTEは、1.4リットルターボのTSIエンジンに電気モーターを内蔵した6速DSGを組み合わせ、最高出力272psを発揮。外部充電が可能なエネルギー容量9.9kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、EVモードで航続51.7km、HVモードの燃費は21.4km/リットル(JC08モード)を実現している。価格はセダンタイプのGTEが519万9000円から。

《レスポンス編集部》

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