スズキ鈴木修会長、次期CEOには「再発防止を最優先で」…燃費不正問題

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燃費不正問題でCEOを辞退するスズキ鈴木修会長(中央)
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スズキの鈴木修会長や鈴木俊宏社長らは6月8日、燃費データの不正問題について、経営責任の明確化や再発防止策を国土交通省に報告し、同省内で記者会見した。

経営責任については技術担当の本田治副社長が本人の申し出で退任するほか、鈴木会長は兼務していたCEOを辞退して代表取締役会長職となる人事を発表した。6月29日の株主総会後の取締役会での異動とする。

新たなCEOは同日に選任するとした。順当だと鈴木社長が就任すると見られる。鈴木会長は代表権のある会長に留まることについて「私自身が反省しながら、再発防止を指導し、(体質を)直して行くのが第1の責務と考えた」と、説明した。

また、次期CEOについては「チームスズキの先頭に立って、再発防止を最優先で取り組んでもらいたい」と述べた。再発防止策については、鈴木社長が法令順守に関する技術者教育の強化や、人事交流による四輪技術本部の閉鎖的な体質の改善などを掲げた。

《池原照雄》

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