VW米国販売、17%減の2.8万台…ティグアン は4割増 5月

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォルクスワーゲン ティグアン
フォルクスワーゲン ティグアン 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカは6月1日、5月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万8779台。前年同月比は17.2%減と、7か月連続で前年実績を下回った。

フォルクスワーゲンに関しては2015年9月、米国EPA(環境保護局)の発表により、排出ガス試験を不正にクリアする目的で、一部ディーゼル車に違法なソフトウェアが搭載されていたことが発覚。その影響が販売面に表れている。

5月の車種別の販売結果は、主力車の『ジェッタ セダン』が1万0943台で、前年同月比は13.5%減と、引き続き減少。主力ミドルセダンの『パサート』(欧州仕様とは異なる北米専用車)は、大幅改良を受けた2016年モデルが、12.8%減の7129台と、7か月連続のマイナスに。

また、『ゴルフ』シリーズは、前年同月比29.1%減の4475台と、5か月連続のマイナス。なお、『ゴルフ ヴァリアント』は集計方法を変更。前年同月は『ジェッタ・スポーツワゴン』として集計されていたが、現在はゴルフシリーズにカウントされている。

この他の車種では、『ティグアン』が前年同月比42.7%増の4394台と、5月の記録を更新。『ザ・ビートル』は56.1%減の1178台と、引き続き落ち込む。

フォルクスワーゲンの2015年米国実績は、34万9440台。前年同期比は4.8%減と、3年連続で前年を下回った。2016年1‐5月は、前年同期比13.1%減の12万5205台にとどまっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る