【ルマン24時間 2016】ポルシェ、現地テストも順調…連覇へ向け準備万端
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連覇を目指すポルシェは、テストデーの午後早くに919ハイブリッドの最速ラップである3分22秒270をマーク・ウェバー(豪)がマーク。ウェバーは、ティモ・ベルンハルト(独)およびブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)とチームを組み、ル・マン24時間でカーナンバー1をつけて走る。
カーナンバー2をつけたもう1台の919ハイブリッドのニール・ジャニ(スイス)は、3分22秒334のラップタイムを記録。ジャニは、チームメイトのロマン・デュマ(仏)およびマルク・リーブ(独)とともに、今シーズンのWECドライバー部門をリードしている。
この日、特に午前中は路面が滑りやすくなっていたが、昨年とは違い、雨は降らなかった。2台の919ハイブリッドは7時間半で合計173周(2357.8km)を走行した。ベストタイムはカーナンバー8のアウディが記録した3分21秒375だった。
ポルシェのアンドレア・ザイドル監督はテスト終了後、「滑り出しは好調で、レースに向けて良い自信となった。両車とも順調で、ドライのコンディションですべてのテストを完了できた。午前のセッションでは、セッティング作業に集中し、午後には主にタイヤの耐久性を試した。また、セーフティカー導入やスロー・ゾーンなど、ル・マン独特のレースの進行手順を練習することもとても重要だった。チームとして、レースウィークへの十分な準備が整っている」と、連覇に向け、自信をのぞかせた。
《纐纈敏也@DAYS》