「マツダファン・エンデュランス(マツ耐)」は、熊本地震の影響で中止となった九州ラウンド(オートポリス)の代替戦として、8月6日に中国・夏ラウンド(岡山国際サーキット)の開催を決定した。
代替戦では今回の事情を考慮し、九州在住のドライバーやピットクルーが登録されているチームの参加料を割り引くほか、参加料の一部を熊本地震災害義援金として寄付する。
マツダは、世界最高峰の自動車耐久レースであるルマン24時間レースで優勝した初めて、そして唯一の日本メーカー。マツ耐は、そのスピリッツを受け継いで開発されるマツダ車のユーザーにこそ耐久レースの魅力を肌で感じてもらいたいという考えのもと、2012年からスタートした参加型の燃費耐久レースだ。
競技ルールはシンプルで、満タン無給油で150分間にどれだけサーキットを周回できるかを競うというもの。車種別と改造の有無に応じて計34クラスを設定、ライセンス不要で、街乗りのマツダ車オーナーであれば、誰でも参加できる。2016年度は、スポーツランドSUGO(宮城県)、筑波サーキット(茨城県)、袖ケ浦フォレスト・レースウェイ(千葉県)、岡山国際サーキット(岡山県)の4サーキットを舞台に、計5戦を開催する。