西武鉄道、新宿線野方~東伏見間の連続立体化を推進へ

鉄道 企業動向
西武新宿線では中井~野方間と東村山駅付近で連立事業による地下化・高架化工事が進められている(赤)。西武鉄道は野方~井荻~東伏見間(青)も連立事業の早期事業化を目指す方針。
西武新宿線では中井~野方間と東村山駅付近で連立事業による地下化・高架化工事が進められている(赤)。西武鉄道は野方~井荻~東伏見間(青)も連立事業の早期事業化を目指す方針。 全 1 枚 拡大写真

西武鉄道は6月13日、新宿線の野方~井荻間(東京都中野区・杉並区)と井荻~東伏見間(杉並区・練馬区・西東京市)の2区間について、連続立体交差事業(連立事業)の早期事業化を目指すと発表した。

連立事業は、鉄道の線路を高架橋や地下トンネルに切り替えることで、複数の踏切を一挙に解消して道路混雑の緩和を図る事業。2区間の連続立体交差化は今年3月、東京都の社会資本総合整備計画で「新規に着工を準備する区間」に位置付けられた。

新宿線ではこのほか、中井~野方間と東村山駅付近で連立事業による地下化・高架化の工事が現在進められている。また、東京都の踏切対策基本方針では、田無~花小金井間も「鉄道立体化の検討対象区間」として盛り込まれている。

西武鉄道は「事業主体である東京都や地元自治体と協力し、新宿線全体のさらなる安全性・利便性・快適性を高め、魅力ある沿線づくりに努めてまいります」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る