トヨタのラリー選手育成プログラム、フィンランドで健闘…一部SSでトップタイム

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新井・マクニール組
新井・マクニール組 全 4 枚 拡大写真

トヨタGAZOOレーシング ラリーチャレンジプログラムにて欧州でトレーニング中の勝田貴元選手、新井大輝選手が、6月11日に開催されたフィンランドラリー選手権第4戦「Enset Oy SM-Ralli」に参戦した。

両選手は昨年よりトミ・マキネン・レーシングの協力のもと欧州にてトレーニングを重ねており、今回はこれまでのR4車両(スバル インプレッサ)からR5車両(フォード フィエスタ)へ切り替えての初の実戦。Enset Oy SM-Ralliはフィンランド西部の町、サスタマラを中心に開催され、9つのスペシャルステージ(SS)、総SS距離119.6kmが1日で競われた。

新井選手は、14.26kmのSS1でトップタイムを出し地元ファンを大いに沸かせた。その後も好調なタイムを出し続け、SS6終了時点でクラス3位につけていたが、SS6後にマシントラブルに見舞われSS7を前にリタイアとなった。一方、勝田選手は走行距離を伸ばすことを最優先し、終始堅実な走りを披露。得意のターマックを含む最終のSS9(8.34km)ではトップタイムをマークし、R5車両にステップアップしての初ラリーを締めくくり、SM1クラス9位、総合10位となった。

チーフインストラクターのヨウニ・アンプヤ氏は「新井のマシントラブルは不運だったが、今回の両選手のパフォーマンスには非常に満足している。彼らは競技での走行距離を重ねるごとに運転だけでなくペースノート作成のコツをつかんでいる」と2人の継続的な成長を評価した。

《纐纈敏也@DAYS》

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