ボルボ XC90 新型、ツインチャージャーPHVに「ポールスター」…421馬力

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ボルボ XC90 新型T8のポールスター パフォーマンス
ボルボ XC90 新型T8のポールスター パフォーマンス 全 2 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは6月14日、新型『XC90』のプラグインハイブリッド車(PHV)、「T8」グレードに、「ポールスター パフォーマンス」を設定すると発表した。

新型XC90は2014年10月、パリモーターショー14で初公開。新型のラインナップの頂点に立つのが、プラグインハイブリッド車(PHV)のT8グレード。新型XC90のパワートレインは、全てボルボカーズの新世代エンジン、「Drive-E」。

最上級グレードのT8に搭載されるのが、PHVパワートレイン。このパワートレインは、「ツインエンジン」を名乗る。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、ターボとスーパーチャージャーでダブル過給。このエンジンが前輪を駆動し、最大出力87hpのモーターが後輪を駆動する4WDとなる。

PHVシステムはトータルで、最大出力407hp、最大トルク65.3kgmを引き出す。EVモードでは、最大43kmのゼロエミッション走行が可能。0‐100km/h加速は5.6秒の実力も備える。

今回発表されたポールスター パフォーマンスでは、エンジンの強化だけでなく、スロットルレスポンスの向上やシフトチェンジ時間の短縮などのチューニングも実施。PHVシステムはトータルで、最大出力421hp、最大トルク69.3kgmと、14hp、4kgmの向上を果たす。

これにより、0-100km/h加速は5.5秒と、0.1秒の短縮を実現。それでいて、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、EVモード最大43kmの優れた環境性能は変わらない。ボルボカーズは、「世界で最もパワフルかつクリーンなSUVが、さらに速くファントゥドライブに進化した」とコメントしている。

《森脇稔》

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