釣り需要に最適な2馬力…ヤマハ発、ポータブルタイプの4スト船外機を発売

船舶 企業動向
4ストローク船外機「F2B」
4ストローク船外機「F2B」 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、ポータブルタイプの4ストローク船外機「F2B」を開発、6月20日に発売した。

「F2B」は、幅広い需要に応える2馬力のポータブル船外機。新開発の4ストローク単気筒、排気量72ccのエンジンを採用し、軽量・コンパクト、扱いやすさ、持ち運びのしやすさなどを高次元でバランスさせた。

ヤマハ船外機のデザインイメージを保ちながらも丸みを帯びた新デザインのカウルを採用。大型で手に馴染みやすいスタータグリップ、ギアシフトノブ、操作性に優れたチョークノブのほか、8馬力モデルと同等のスロットルグリップを採用する。

大型のキャリーハンドルなど、使いやすさと可搬性の向上も図った。燃料残量がひとめでわかる半透明タイプのタンクを採用するとともに、レベルゲージ付きのオイルキャップを採用しオイル残量の確認も容易にできる。ヤマハ独自のオイル漏れ防止システムを採用したほか、指定された3方向に横置きした状態での保管や運搬を可能とした。

従来モデル(F2A)では1本だったスロットルケーブルを2本に増強。スロットル開閉時のレスポンス性能を高めるとともに、信頼性を向上。スプラッシュ潤滑システムを採用し、バルブ、プッシュロッド、カムシャフト、ピストンなどの潤滑効率を高めた。

ポータブルタイプの船外機は、小型FRP製ボートやインフレータブルボート、アルミ製ボートの主機。特に2馬力(最高出力1.5kW未満)のポータブル船外機は、長さ3m未満の小型ボート(ミニボート)に搭載する範囲で小型船舶操縦士免許が不要なことから、主に釣り愛好家の間で需要が高まっている。

年間販売計画は150台で、価格は12万8000円(消費税別)。

《レスポンス編集部》

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