【ジャガー F-PACE】ネコのような足回り目指す

自動車 ニューモデル 新型車
ジャガー F-PACE
ジャガー F-PACE 全 8 枚 拡大写真

ジャガー『F-PACE』のボディは、15億ポンドを投資したイギリスのソリハル工場で製造。80%をアルミニウムで作ることで軽量化に成功しているという。

F-PACEは、『XE』に続き再生アルミニウムを使用している。「ジャガー全体でエッフェル塔4基分程の再生アルミニウムを使うほど、再生アルミニウムに長けたメーカーだ」とは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの若林敬市氏の弁。これは、「ジャガーの“環境へ負荷を減らす”ための解のひとつだ。そして、2020年までにアルミニウム使用量の75%を再生アルミニウムにしたいと考えている」という。

F-PACEのフロントはダブルウィッシュボーン。リアはインテグラルリンク式のサスペンションを採用。「どちらも前後左右垂直全ての動きをしっかり受け止められように剛性を高め、動きをコントロールする、優れたサスペンションシステムを採用している」と若林氏。そして、「ネコ科のジャガーという名前のクルマなので、ネコのような足回りを目指した。その結果、ダブルウィッシュボーンとインテグラルリンクのマルチリンク式を採用したのだ」と説明。

エンジンは、ディーゼルとガソリンの2種を導入。「新開発かつ新工場で製造するインジニウムディーゼルエンジンの、グイグイと引っ張る力はほかの2リットルディーゼルにはないパフォーマンス、性能を持っている」と述べる。その数字は180PS、430Nmだ。

そしてガソリンエンジンは、3リットルV6スーパーチャージャーで、340PSと、380PSの2種類が用意される。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る