オペル欧州販売、12%増の10万台…アストラ が牽引 5月
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信用不安を抜け出した欧州では、オペルの市場シェアが拡大。5月の欧州での市場シェアは、前年同期に対して0.1ポイント増えて、5.9%を確保している。オペルによると、前年同月比12%増は、市場平均の6.8%を上回る伸び率という。
市場シェア拡大の要因は、小型車の好調。牽引役は2015年11月に発売された新型『アストラ』。2016年1‐5月は11万3500台を売り上げた。前年同期比は22%増。新型アストラの欧州累計受注は、20万台を超えている。
また、『コルサ』の累計受注台数は、50万台を突破。オペルによると、『モッカ』の改良モデル、『モッカX』も、立ち上がりは良好という。
オペルのピーター・クリスティアン・カスペルト営業担当取締役は、「力強い成長は、オペルの新鮮かつ魅力的なモデルレンジのおかげ。とくにアストラが、成功のキーとなるモデル」と述べている。
《森脇稔》