【リコール】ジープ ラングラー、電気配線不具合で火災に至るおそれ

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ジープ・ラングラー アンリミテッド(2013年)
ジープ・ラングラー アンリミテッド(2013年) 全 2 枚 拡大写真

FCAジャパンは6月21日、ジープ『ラングラー アンリミテッド』などのドアミラー電気配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『ラングラー』『ラングラー アンリミテッド』の2車種で2010年12月18日から2013年10月15日に輸入された4617台。

ドアミラー電気配線の配索設計が不適切なため、ドア内部に浸入した雨水が配線の接続コネクタに付着することがある。そのため、接続コネクタ端子部に錆が発生して電気抵抗が増加し、そのままの状態で使用を続けると、接続コネクタが発熱し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、接続コネクタを点検し、損傷がないものは、防水シールドを取り付け、損傷があるものは接続コネクタを除去し、配線を直接接続したうえで、防水シールドを取り付ける。また、全車両、ドアミラーヒータの電気配線については、雨水がかからない位置に接続コネクタを移設する。

不具合および事故は発生していない。本国からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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