PSA、イラン合弁契約締結…プジョー3車種生産へ

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フランスの自動車大手、PSAグループは6月21日、イランのホドロ社との間で、イランにおける合弁事業の最終契約を締結した、と発表した。

PSAグループは1月下旬、イラン市場に復帰すると発表。2012年のイランからの撤退以来、4年ぶりの復帰となる。同社はイランのパートナー、ホドロ社との間で、折半出資の合弁新会社を設立することで合意。今後5年間で、最大4億ユーロの投資を行う。

この投資を利用して、イランの首都、テヘランの旧工場を刷新する計画。テヘラン新工場は、2017年後半に稼働する見通し。なお、イラン市場に投入する車種は、プジョーブランドの『208』、『2008』、『301』を予定。

イランの新車市場は、2011年に年間160万台とピークに。その後、経済制裁により、落ち込んだ。しかし、経済制裁の解除により、2022年までには、年間200万台に拡大することが見込まれる。

今回、PSAグループはホドロ社との間で、イランにおける合弁事業の最終契約を締結。PSAグループのJean-Christophe Quemard上級副社長は、「本日、ホドロとの共同事業の決定的なマイルストーンを記した」と述べている。

《森脇稔》

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