南阿蘇村・国道57号復旧、新たに長大トンネル掘削---計画概要

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石井啓一国土交通相(6月28日・霞が関)、国道57号復旧について語る
石井啓一国土交通相(6月28日・霞が関)、国道57号復旧について語る 全 2 枚 拡大写真

石井啓一国土交通相は28日、熊本地震による損傷で通行止めとなっている南阿蘇村の国道57号阿蘇大橋地区について、次のように復旧に入ることを語った。

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「阿蘇大橋地区の国道57号の災害復旧は、現位置でもと通り復旧することは困難なので、北側の別ルートでの整備の具体化を図るため、概ねのルートを公表し、来週を目途に整備ルートを確定したい」

同地区では大規模な斜面崩落が発生して通行止めが続いている。北側復旧ルートは現在の57号線の北側に想定される。阿蘇市赤水~大津町引水周辺を結ぶ。阿蘇市内から、阿蘇山の外輪山をトンネルで貫く形で南阿蘇村を抜け、大津町までの区間で、そこにはホンダ熊本製作所を始め、関連企業などが企業団地を形成している。

北側復旧ルートの総延長は10数km、トンネルは数kmにわたる長大トンネルになりそうだが、詳細は意見を聞いた後に決めると本省道路局は話す。また、九州地方整備局道路部のホームページには、「概ねのルート」が示され、このルートについて意見募集を7月4日まで行っている。

石井氏は、早期開通を目指す。「北側に復旧ルートを新たに設けることは、来週を目途に整備ルートを確定し、地元説明会など用地買収に向けた地元調整に入る。長大トンネルになるので、設計施工に必要な地質調査をしていく」。

熊本地震復旧等予備費は、国土交通省関係の補正予備費169億円の中に盛り込まれている。他にも、熊本県道高森線の俵山トンネル(西原村小森~南阿蘇村河陰)について、明日から補修工事に着手。俵山トンネルと旧道を使って東西方向の通行を年内を目標に開通させる予定だ。

また、熊本県の国道3号・208号における路面の沈下、橋梁の損傷の災害復旧事業、熊本県の国道3号・国道57号、大分県の国道210号の道路の詳細点検調査などの支出も、28日に閣議決定された。南阿蘇鉄道の復旧のための調査、河川改修のための調査も実施される。

《中島みなみ》

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