【リコール】トヨタ プリウス など74万台、カーテンエアバッグに不具合

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・プリウス(2012年)
トヨタ・プリウス(2012年) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は6月29日、『プリウス』などのカーテンシールドエアバッグに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

【画像全2枚】

対象となるのは、トヨタ『プリウス』『プリウスPHV』、レクサス『CT200h』の3車種で、2009年3月23日~2012年4月27日に製造された計74万3080台。

カーテンシールドエアバッグ用ガス封入式インフレータの製造が不適切なため、インフレータパイプの洗浄が不十分でパイプ内に潤滑剤が残り、適切に溶接ができていないものがある。そのため、溶接部に微小な亀裂が入り、駐車中に車内温度が上がると封入ガス圧が上昇して溶接部が破断し、最悪の場合、破片の一部が車室内に飛び出すおそれがある。

改善措置として、全車両、飛散防止用プロテクタを追加する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。海外市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る