JR東日本仙台支社は6月29日、仙石東北ラインの石巻線石巻(宮城県石巻市)~女川(女川町)間への乗入れ運転を8月6日から実施すると発表した。
仙石東北ラインは、2015年5月から運行を開始した仙台地区の新しい運行系統。仙台駅から塩釜駅の先までは東北本線を走り、ここから新たに整備した接続線を通って仙石線に移り、石巻駅まで運行されている。
石巻駅では小牛田~女川間を結ぶ石巻線に接続しており、JR東日本は今年2月、女川町と石巻市への震災復興支援の一環として、仙石東北ラインの女川駅までの乗入れ運転を実施すると発表。直通運転のための工事を進めていた。
今回の発表によると、女川乗入れを行うのは朝の上り1本と夜の下り1本。運行時刻は上りが女川6時05分発~石巻6時31分着・6時36分発~仙台7時35分着、下りが仙台20時23分発~石巻21時20分着・21時52分発~女川22時18分着になる。
これに伴い、女川6時19分発の古川行きは運転区間を石巻~古川間に短縮。小牛田21時06分発の女川行きも終着を石巻駅に変更する。