タミヤ、新型RCカーシャシーを発売…チューニング幅と「カスタマイズする楽しさ」を拡大

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
TA07 PRO
TA07 PRO 全 12 枚 拡大写真

タミヤは電動RC(ラジオコントロール)モデルの新製品として「TA07 PROシャーシキット」を7月上旬に発売する。

【画像全12枚】

この商品は、中級者向けのベルトによる4輪駆動シャシー、「TA」シリーズの最新モデル。従来モデルからシャシーの形状が大きく変更されたほか、モーター搭載位置が3か所から選択できるなど、斬新なアイデアが盛り込まれている。

シャシーは従来のバスタブ形状の上に部品を搭載するものから、細身のロワーデッキとアッパーフレームで構成されるコンポジット構造を採用。その間に部品がレイアウトされるようになっている。

アッパーフレームの一部は脱着可能になっていて、シャシー剛性とくにロール特性を調節することが可能。またモーターの搭載位置が変更できることで、さまざまなコースレイアウトに対応する。駆動力を1本のベルトで前後に伝達するシングルベルトドライブ構造のため、きわめて容易にモーター位置を変更できるのが特徴だ。

デフやサスペンションアーム、アップライト等はハイエンドモデルと同じものを採用。実績のある部品を採用することで高品質を確保するとともに、共用化を図ることで開発コストを抑制している。「TA07 PRO」の価格は2万8800円(税別)。

タミヤは「TA07 PRO」の説明会とテストドライブを6月29日、タミヤサーキット(静岡県静岡市)で開催した。実際に操作してみると、たしかにモーター位置の違いはコーナリングの感覚や挙動に変化をもたらしていることが実感できた。

またモーター位置は「4本のビスを外すだけで可能。やりかたを覚えれば5分ぐらいでできる」とのこと。ユーザーのチューニング幅を拡大することで競技でメリットを得るだけでなく、「探究心をかきたてる機能」だとタミヤでは説明している。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』が発売前に完売!? 人気の理由は「コスパ」にあり
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る