6月の新車総販売台数は4.9%減と2か月連続でマイナス

自動車 ビジネス 国内マーケット
トヨタ プリウス
トヨタ プリウス 全 2 枚 拡大写真
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が7月1日に発表した6月の新車販売統計(速報)によると、総販売台数は前年同月比4.9%減の42万907台となった。燃費不正による軽自動車の落ち込みが続いており、2か月連続のマイナスになった。

このうち登録車は3.0%増の28万7770台と、3か月連続で増加し、回復基調に入ってきた。一方の軽自動車は、18.4%減の13万3137台と大幅なマイナスになり、2015年1月から18か月連続での減少となっている。

軽自動車は三菱自動車工業の燃費不正によって同社と日産自動車の主力乗用車が4月下旬から販売停止となり、市場全体にも影響を与えた。6月の軽販売は三菱自が75.7%減、日産が77.4%減と、ほぼ5月と同様の落ち込み幅になった。このほかの軽大手ではスズキが9.3%減、ダイハツ工業が11.0%減となっており、燃費データ測定で不正があったスズキは市場を上回るレベルに回復している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る