羽田空港跡地、住友不動産チームが開発…2020年6月に開業

航空 行政
住友不動産・東京国際空港プロジェクトチームの開発提案イメージ
住友不動産・東京国際空港プロジェクトチームの開発提案イメージ 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、東京国際空港(羽田空港)跡地第2ゾーンを開発する民間事業者として住友不動産・東京国際空港プロジェクトチームを選定した。

東京国際空港第2ゾーン整備・運営事業での国有地を貸付けるもので、貸付期間は2018年4月から2068年3月までの50年間。

貸付を受けた民間事業者は、国有地で宿泊施設、複合業務施設を整備・運営する。また、提案により、国際線旅客ターミナルビルを補完する商業機能の導入を可能とするほか、付帯施設を整備する。

2016年2月までに「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム」、「日本空港ビル・京急・三菱地所・大成グループ」、ANAホールディングスを中心とする「グローバル・ウイングス羽田チーム」の3グループが応募した。

評価した結果、総合評価がトップで、提案貸付料金年間27億円と最も高かった「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム」が選定された。

住友不動産・東京国際空港プロジェクトチームの提案は、全体の施設配置についてラグジュアリーホテル・ハイグレードホテル・スタンダードホテルの3つの宿泊施設(計1704室)、複合業務施設、飲食・物販等商業施設、バスターミナルなどで構成する。今後の航空旅客を含む首都圏中心部でのホテル不足へ対応することや、景観・動線計画がシンプルで分かりやすいこと、SPC(特別目的会社)が代表企業へ全施設をマスターリースし運営リスクを全て移転する提案となっていることなどが評価された。

複合商業施設は600人収容のバンケットルームなどを設ける。全施設が2020年6月までに開業する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る