デンソー、NTTデータMSEに資本参加…車載ソフトウエア開発体制を強化

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デンソー 本社(参考画像)
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NTTデータは、保有するNTTデータMSEの株式の一部をデンソーに売却することで合意した。

NTTデータとNTTデータMSEは今後、ITを活用した次世代車社会の実現に向け、車載ソフトウエアの開発を中心としたデンソーとの協業関係を構築する。

デンソーはNTTデータMSEの株式15%を取得する。デンソーの資本参加後もNTTデータMSEの筆頭株主はNTTデータで出資比率は45%。

NTTデータMSEは、携帯電話向け組込ソフトウエア開発を中心に事業展開を進め、2008年のNTTデータの資本参加後は、各種組込ソフトウエアの開発を幅広く展開、ここ数年は自動車業界向け車載ソフトウエアやアプリケーション・開発を手掛けている。

今回、NTTデータMSEへ資本参加するデンソーは、安全分野における技術開発を進めており、ドライバーの高度運転支援を目的としたソフトウエア開発に取り組んでいる。安全分野では、警告表示や運転支援などドライバーに安全運転を促すHMIの重要性が増している。これらを制御するソフトウエア開発が高度化、複雑化する中、車載ソフトウエアの開発力強化、効率化を目的に、デンソー、NTTデータMSE、NTTデータは協業関係を構築することで合意した。

NTTデータMSEは、提携により車載ソフトウエア開発の実績と強みを蓄積し、次世代車社会の実現に貢献する。

《レスポンス編集部》

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