BMW米国販売、10%減の2.9万台…X1 と X3 は7割増 6月

自動車 ビジネス 海外マーケット
BMW X1 新型
BMW X1 新型 全 6 枚 拡大写真

BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは7月1日、6月の米国新車販売の結果を発表した。BMWブランドは2万8855台を販売。前年同月比は10.3%減と、引き続き落ち込む。

BMWブランドの2万8855台の内訳は、乗用車系が2.8%減の1万9959台と、減少傾向。ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)は23.6%減の8896台と、3か月連続のマイナス。

乗用車系では、主力車種の『3シリーズ』が6819台。前年同月比は1%減と、減少が続く。『5シリーズ』は2847台を売り上げ、前年同月比は4%減と、2か月連続のマイナス。『2シリーズ』は前年同月の2.4倍の2554台と、プラスを維持。『7シリーズ』は69.2%増の1408台と、2か月連続の前年超え。

SUVでは主力の『X3』が、前年同月比69.5%増の3900台と、プラスを維持。『X1』も、新型投入の効果で、77.3%増の1982台と、大幅増を保つ。『X4』は4.4%増の407台と回復。一方、『X6』は60.6%減の571台と、マイナスに。『X5』も46.5%減の4018台と、マイナスが続く。

BMWブランドの2016年上半期(1‐6月)米国新車販売は、前年同期比9%減の15万3436台。BMWオブノースアメリカのLudwig Willisch社長兼CEOは、「X1とX3の販売結果は、引き続きSUVに対する好調な需要を示すもの。7シリーズや2シリーズなどの乗用車も、顧客に強くアピールしている」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る