アドヴィックス、刈谷工場の塗装ラインが8月に復旧へ

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アドヴィックスは、塗装ラインが爆発した事故が発生した刈谷第2工場について8月に復旧する計画を発表した。

ブレーキブースター&マスターシリンダー、パーキングブレーキ、クラッチマスターシリンダー、ドラムブレーキ構成部品を製造する刈谷第2工場が5月30日12時3分、塗装ラインで爆発が発生した。社員5人が負傷したほか、設備や建屋の一部が破損した。

爆発事故が発生したのは乾燥炉。脱臭炉用排気ファンを修理していた際、乾燥炉の運転を継続していたため、排気が止まり、外気の取り込みが不足し不完全燃焼が起こった乾燥炉内に未燃ガスが滞留していた。修理終了後、排気ファンを作動させたところ、乾燥炉内にたまっていた未燃ガスが脱臭炉内に導入され、炉内の高温部に触れ、引火したと見られる。乾燥炉内に外気が十分導入され、炉内未燃ガスが燃焼可能になり、引火して事故に至った模様。

再発防止策として、排気ファン停止時、乾燥炉・脱臭炉ともにバーナーを自動遮断する構造にする。また、未燃ガス検知器を追加する。排気経路を見直すとともに、循環・排気切り替え装置を自動化する。

刈谷工場での生産復旧目標は8月としている。

《レスポンス編集部》

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