英国EU離脱は「不確定」が大きな問題…ルノー・日産アライアンス担当副社長

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日産の英国サンダーランド工場で生産されている改良新型ジューク
日産の英国サンダーランド工場で生産されている改良新型ジューク 全 3 枚 拡大写真

日産自動車と仏ルノーのアライアンス担当の上級副社長であるアルノー・ドゥブフ氏は、英国のEU(欧州連合)離脱問題の日産英国工場への影響について、「今の時点で方向性を語ることは全くできないが、短期的な影響はない」と述べた。

7月4日の日本記者団とのルノー・日産の提携シナジーに関する電話インタビューで語った。日産の英国工場は年産50万台の能力をもつ同社の欧州主力拠点。今年3月には販売好調のSUV『キャシュカイ』の増産投資も発表している。生産量の大半をEU域内などへ輸出しており、離脱による輸出条件の悪化が懸念されている。

ドゥブフ氏は離脱に伴う英・EU間の交渉がどうなるか、「不確定ということが大きな問題」と語り、当面は交渉の進展を注視する姿勢を示した。英国工場のEU域内への移転の可能性についても現時点では「全く言及できない」と述べるにとどまった。

《池原照雄》

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