スバル米国販売、5%増の4万6000台…6月の新記録

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スバル アウトバック(北米仕様)
スバル アウトバック(北米仕様) 全 6 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは7月1日、6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6月の新記録の4万6598台。前年同月比は5.1%増と、55か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。6月実績は、6月としては過去最高の1万3417台で、前年同月比は23%増と、5か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、11%増の5023台と、3か月連続のプラス。

SUVの『フォレスター』は、1万2029台を販売。前年同月比は14.4%減と、3か月ぶりに減少した。それでも、フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、35か月連続。

2012年9月に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、6月の新記録の7658台を販売。前年同月比は8.5%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

また、『WRX』シリーズは6月、『WRX STI』を含めて、3130台を販売。前年同月比は、44.5%増と2か月ぶりの前年超え。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は6月、4994台を販売。前年同月比は1.4%減と、2か月ぶりに前年実績を下回る。

スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。2016年上半期(1-6月)は、前年同期比2.6%増の27万9458台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「下半期もアウトバックとレガシィの販売は勢いを増すだろう。2016年通年では、新たな販売記録が期待できる」と述べている。

《森脇稔》

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