アイシン精機のパーソナルモビリティが「レッドドット・デザイン」受賞

自動車 ニューモデル モビリティ
ILY-I
ILY-I 全 2 枚 拡大写真

アイシン精機は、同社が開発するパーソナルモビリティ『ILY-I』と『ILY-A』が、レッドドット・デザイン・アワードのコンセプトデザイン賞を受賞したと発表した。

レッドドット・デザイン賞は1955年から続くデザイン賞で、「プロダクトデザイン」「コミュニケーションデザイン」「コンセプトデザイン」の3部門で構成。ドイツのiFデザイン賞、米国のIDEA賞とともに世界3大デザイン賞として知られている。今回、コンセプトデザイン部門には、60か国から4698件のエントリーがあり、244件がコンセプトデザイン賞を受賞、うち「ILY-I」を含む42件が受賞案件の中でもより優れたものに贈られる「ベスト オブ ザ ベスト」を受賞した。

ILY-Iは、屋内使用を想定したファニチャーモビリティ(電動車いす)。インテリア性が高く、一般的な家具と同じように、老若男女問わず使え、誰もが乗りたいと感じるモビリティを目指した。発進・停止、方向やスピード、回転といった移動に関わる制御は、肘掛けにあるコントローラで誰でも簡単にできる。

ILY-Aは、4種類の形態に変形させることで多用な用途に対応する1人乗りの電動モビリティ。ベビーカーとほぼ同程度の小型サイズでありながら、ロボット技術を応用した新開発の知能化安全技術を搭載し、突然飛び出してくる人や障害物などを動・静止物体に関わらず認識し、自動で車体の速度を減速して制動制御する。

《纐纈敏也@DAYS》

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