全日本空輸は、7月にボーイングから受領する『787-9』型機から、中距離国際線用の新しい機内仕様を導入する。
中距離アジア路線を中心に投入してサービス向上を図る。客室仕様はビジネスクラスが40席、プレミアム・エコノミーが14席、エコノミークラスが192席の計246席となる。
新しい機内仕様としてビジネスクラスにフルフラット・シートの「ANAビジネス・スタッガード」を導入、東南アジア路線を中心とする中距離国際線に重点的に投入する。
8月上旬に羽田=シンガポール路線から就航を開始し、8月下旬に羽田=香港路線へ、今後、羽田を発着するバンコク線などの中距離路線にも投入する予定。
また、長距離国際線仕様機で好評なプレミアムエコノミーシートや、座席間隔34インチのエコノミークラスシート、「ANA SKY LIVE TV」や「ANA WiFiサービス」なども提供する。