ロータス エリーゼ に246馬力の「カップ250」…生産開始

自動車 ビジネス 企業動向
英国本社工場で生産が開始されたロータス エリーゼ カップ 250
英国本社工場で生産が開始されたロータス エリーゼ カップ 250 全 7 枚 拡大写真
英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズは6月下旬、『エリーゼ カップ250』の生産を英国本社工場で開始した。

同車は、従来の『エリーゼ カップ220』の後継モデルとして2016年3月、ジュネーブモーターショー16で初公開。史上最速の『エリーゼ』を目指して開発され、年間200台を上限に、限定生産される。

ミッドシップに搭載されるトヨタ製の1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、大容量スーパーチャージャーで過給。この結果、最大出力246ps/7200rpm、最大トルク25.5kgm/3500-5500rpmを引き出す。

トランスミッションは6速MT。車両重量は931kg。エリーゼ カップ250は、0-100km/h加速4.3秒、最高速248km/hの優れたパフォーマンスを実現する。

外観は、エアロダイナミクス性能を向上させるボディキットを装着。足回りには、エリーゼ カップ220から継承されたビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリングを組み込む。ブレーキは、フロントがAPレーシング、リアがブレンボ。ヨコハマ製のAO48タイヤが装着された。

6月下旬、ロータスカーズの英国本社工場から、エリーゼ カップ250の量産第一号車がラインオフ。同社のジャン マルク・ゲールズCEOは、「我々は基準を再び引き上げた。エリーゼ カップ250は、ロータスならではの軽量さを具現化したモデル」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 水素、バッテリー、サーキュラーエコノミー、最新のエネルギー技術が一堂に~第24回 スマートエネルギーWEEK【秋】~ 9月17日開幕PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る