ポルシェ パナメーラ 新型、シャシー性能が大幅向上

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ポルシェ パナメーラ 新型
ポルシェ パナメーラ 新型 全 7 枚 拡大写真

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが6月28日、ドイツ・ベルリンで初公開した新型『パナメーラ』。新世代のV8およびV6ツインターボのパワーを受け止めるシャシー性能も、大きな進化を遂げている。

新型パナメーラには、リアアクスルステア、アクティブロールコンペンセーション、3チャンバーエアサスペンションなどを装備。ポルシェは、「野心的なスポーツカーと快適なクルージングカーの境界を飛び越える」と、自信を見せる。

リアアクスルステアは、『918スパイダー』や『911ターボ』に採用された技術。旋回性能をいっそう向上させることに加え、高速走行時の車線変更で、高い走行安定性をもたらす。同時に、最小回転半径が減少するため、市街地での取り回し性も高めてくれる。これにより、スポーツカーのステアリング精度とハンドリングを実現した。

また、ポルシェ ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を含む新しい3チャンバーテクノロジー付アダプディブ エアサスペンション、ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)とアクティブロールスタビライザーを含む強化されたポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロール・スポーツ(PDCC Sport)、および新しい電気機械式パワーステアリングなどの革新的なシステムで、優れた基本レイアウトを補う。

シャシーは統合された4Dシャシーコントロール システムによって制御。このシステムは、車両の走行挙動をリアルタイムに検出してシャシーを制御することで、パナメーラのパフォーマンスを最大限に発揮する。ブレーキの性能の向上も図られている。

《森脇稔》

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