三菱合弁製クライスラー車、米国でリコール…サンバイザーで負傷する恐れ

自動車 ビジネス 海外マーケット
クライスラー セブリング
クライスラー セブリング 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車とクライスラーの米国合弁工場で、かつて生産されていたクライスラー車。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは7月4日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、クライスラー『セブリング』とダッジ『ストラトス』に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、サンバイザーの不具合が原因。NHTSAによると、事故でエアバッグが展開した際、助手席側のサンバイザーが外れて、乗員が負傷する恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2001-2002年モデルのベージュ内装の車両。過去に行われたリコールの修理作業において、誤った部品が装着された139台が、リコールに該当する。

クライスラーブランドは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、助手席サンバイザーを正しく固定するための部品を取り付けるリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. ミシュラン「PILOT SPORT 5」、みんカラ年間大賞1位獲得…タイヤ・ホイール部門
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. フィアットの超小型EV『トポリーノ』、米国導入が決定…欧州と南米に続く第3の市場に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る