トヨタのインドMPV、イノーバ・クリスタ …納車待ちが2‐3か月

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トヨタ イノーバ・クリスタ
トヨタ イノーバ・クリスタ 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は7月1日、5月上旬にインド市場で発売した新型MPV『イノーバ・クリスタ』が人気で、納車待ちが2‐3か月と明らかにした。

イノーバ・クリスタは2016年2月、インドで開催されたデリーモーターショー(オートエキスポ)16で初公開。『イノーバ』は、トヨタの新興国向けの世界戦略車、「IMV」(イノベーティブインターナショナル・マルチパーパス・ビークル)の中核を担うミニバンとして、2004年に登場。インドをはじめ、東南アジア市場などで販売されている。

デリーモーターショー16で初公開されたイノーバ・クリスタは、イノーバの2世代目モデル。モデルチェンジを機に、インドでは「クリスタ」のサブネームが冠された。

イノーバ・クリスタには、新開発のフレームをはじめ、新エンジン、新開発の6速ATを採用。室内は、引き続き3列シート。乗り心地や静粛性、燃費性能を引き上げている。

TKMは5月上旬、イノーバ・クリスタをインドで発売。現地ベース価格を138万3677ルピー(約225万円)に設定し、インドMPVセグメントで11年連続販売台数首位の記録更新を狙う。納車待ちが2‐3か月の現状について、TKMの営業およびマーケティング担当、N.・ラジャ上級副社長は、「顧客には我慢をお願いしたい。我々は最高の車を届けていく」とコメントしている。

《森脇稔》

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