【スーパーフォーミュラ】富士戦翌日に公開テスト実施…次戦用“第2スペックタイヤ”も登場予定

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2015年7月のスーパーフォーミュラ富士戦。
2015年7月のスーパーフォーミュラ富士戦。 全 8 枚 拡大写真

全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の第3戦は、7月16日に予選、17日に決勝という日程で富士スピードウェイにて開催されるが、決勝翌日の18日(月曜・祝日)にも同地で公開テストが実施されることとなった。

2カ月弱という長いインターバルを経て、第3戦富士からシーズン再開となるSF。決勝翌日の富士で実施されることが決まった「メーカーテスト」では、第4戦(ツインリンクもてぎ)からトヨタ、ホンダともシリーズ後半戦仕様に切りかわるエンジン、そして第4戦で投入見込みのドライ用“第2スペックタイヤ”についてのテスト等が行なわれる予定だ。

この“第2スペックタイヤ”は、通常全チームが単一スペックのドライ用タイヤで戦う図式を、第4戦もてぎ(8月21日決勝)では2スペック使用可能にして新たな勝負軸を増やそうという試みに向け用意されるもの。シリーズ主催団体「JRP」の意向に、今季からSFにワンメイクタイヤを供給しているヨコハマが協力するかたちで実現する。

富士でのメーカーテストは一般公開で行なわれ、入場料のみで観覧が可能(18歳以上1000円/高校生700円/駐車場は無料)。入場可能エリアは通常観戦エリアおよびパドックとなる(ピットエリアは搬出作業のため立ち入り不可)。テスト予定時間は、10:30~12:00と14:00~15:30。

7月18日はちょうど祝日に当たっているだけに、第3戦富士を観戦予定のファンには1日延長もしやすい日程。また、同じ関東圏での第4戦もてぎを睨んだ意味合いも強いテストなので、1カ月後のもてぎ戦観戦予定者にとっては、富士まで足を伸ばして事前チェックしておく価値も高そうだ。レース時よりもかなり安価にパドックまで入れることも魅力となる。

《遠藤俊幸》

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