【グッドウッド16】最強のロールスロイス、レイス …624馬力がヒルクライム

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
ロールスロイス レイス
ロールスロイス レイス 全 4 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は6月下旬、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムに、『レイス』を出走させた。

レイスは、『ゴースト』のクーペバージョンとして開発。しかし、単なるクーペではなく、リアの「ファストバック」と呼ばれるデザインが特徴。ファストバックとは、乗用車のボディスタイルの一種類。屋根からトランクエンドまでの間に段がなく、一本の曲線でつながっているものを指す。

またレイスは、ロールスロイスの市販車としては、最もパワフル。ゴースト用の6.6リットルV型12気筒ガソリンツインターボには、専用チューニングを実施。最大出力624ps、最大トルク81.5kgmを引き出す。この数値は、ゴーストの最大出力563ps、最大トルク79.5kgmに対して、61ps、2kgmの上乗せ。

トランスミッションは、ZF製の8速AT。パワフルなエンジンを得たレイスは、0-96km/hを4.4秒で駆け抜ける。ゴーストの0-96km/h加速4.7秒に対して、0.3秒の短縮。もちろん、内外装は、ロールスロイスならではのクラフトマンシップにあふれる仕上がり。

今回、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード名物のヒルクライムに、レイスが出走。標準モデルではなく、スポーティ仕様の「ブラックバッジ」。7.1kgm引き上げられた最大トルクと、専用チューンのサスペンションおよび8速ATを得て、スーパーカー顔負けのパフォーマンスを披露している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る