日産 GT-R の2017年型、グローバル試乗会はスパ・フランコルシャン

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日産 GT-R の2017年型
日産 GT-R の2017年型 全 11 枚 拡大写真

日産自動車は7月8日、『GT-R』の2017年モデルのメディア向けグローバル試乗会を、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで開催した、と発表した。

GT-Rの2017年モデルは2016年3月、米国のニューヨークモーターショー16で初公開。2007年の発売以来、最大規模となる内外装のデザイン変更だけでなく、新技術の採用によるさらなるドライビングパフォーマンスの向上が図られた。

GT-Rの心臓部、「VR38DETT」3.8リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、さらなるパワーを追求。気筒別点火時期制御を採用するなどして、最大出力570ps/6800rpm、最大トルク64.6kgm/3300-5800rpmを獲得する。このスペックは、従来の550ps、64.5kgmに対して、20ps、0.1kgmの上乗せ。

6速デュアルクラッチトランスミッションにも改良を施し、円滑なシフトチェンジと変速時のノイズ低減を追求。中速から高速域(3200rpm以上)において、スムーズな加速を実現した。また、電子制御バルブを搭載し、軽量化にも貢献する新設計のチタン製合金マフラーに加え、アクティブサウンドコントロールを採用。従来にない心地よいエンジンサウンドを提供する。

2017年モデルでは、コーナリング性能がさらに進化。ボディ剛性の向上により実現したよりしなやかで正確に動くサスペンションが、新デザインの20インチのY字スポークアルミ鍛造ホイールを装着したタイヤの接地性能を引き上げ、高速走行時の安定性を向上させた。

日産はこの2017年型GT-Rの報道向けグローバル試乗会を、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで開催。F1をはじめ、WEC(世界耐久選手権)も行われる全長およそ7kmのテクニカルコースが、2017年型GT-Rのメディア向け試乗会の舞台に。開発陣の「ビッグチェンジ」に対する自信の表れを示す形となった。

《森脇稔》

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