高速道路の落下物は「4分に1件」発生

自動車 ビジネス 国内マーケット
NEXCO西日本管内の落下物発生件数推移
NEXCO西日本管内の落下物発生件数推移 全 1 枚 拡大写真

NEXCO西日本は、管内における2015年度の落下物(路上障害物)発生状況を発表。年間で約13万1000件、1日あたり約360件、約4分に1件の割合で落下物が発生していることがわかった。

落下物の発生件数は2014年度に比べ3.7%(約5000件)減少したものの、ここ5年、13万件を超える高い水準で推移している。

また分類別では、「プラスチック・ビニール・布類(毛布やシート類)」(33%)、「自動車部品類(タイヤや自動車付属品等)」(11%)、「木材類(角材やベニヤ等)」(10%)がワースト3。過去5年間変わっていない。

NEXCO西日本では、落下物防止に向けた啓発活動のほか、積載不適当車両に対する是正指導を実施しているが、落下物の総件数は大きく減少せず、一定水準での推移が続いている。今年度からは業界団体への働きかけや、自治体への啓発依頼、また多発傾向にある10月を「強化月間」に位置付けて啓発の集中化を図るなど、高速道路の安全確保に向けた啓発・広報を強化していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る