飲酒運転中に当て逃げの警官を起訴、警察は懲戒免職処分に

自動車 社会 社会

6月中旬に北海道帯広市内で発生した飲酒運転を原因とする当て逃げ事件について、釧路地検は8日、元警官の男2人を道路道路交通法違反(酒気帯び運転など)の罪で起訴した。2人は同日付で懲戒免職処分となっている。

問題の事故は2016年6月19日の午前4時20分ごろ発生している。帯広市西1条北2丁目付近の国道241号(片側2車線の直線区間)で信号待ちをしていた乗用車に対し、進行してきた別の乗用車が衝突。衝突してきたクルマはそのまま逃走した。

通報を受けた北海道警・帯広署の署員が周辺捜索を行ったところ、同市内で容疑車両を発見。運転していた同署に所属する20歳の巡査からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、飲酒運転の現行犯で逮捕。別の場所で発見された同僚の巡査も飲酒運転で逮捕されている。

2人は事故直前まで一緒に酒を飲んでいたことが後の調べで判明。事故現場に脱落させたナンバープレート付きの前部バンパーを捜索中、署員に発見されていたこともわかった。

検察は当て逃げ時に運転していた男を事故不申告と酒気帯び運転で。事故当時に同乗し、寮への帰宅後に捜索に出た男を酒気帯び運転の罪で起訴した。また、北海道警は起訴を受け、2人を8日付けで懲戒免職処分としている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る