三菱航空機 MRJ、欧州系企業から初の受注へ---最大で20機

航空 企業動向
三菱航空機とロックトンが合意。向かって左:三菱航空機の森本浩通代表取締役社長、向かって右:ロックトンのニクラス・ルンド(Niklas Lund)・プレジデント。
三菱航空機とロックトンが合意。向かって左:三菱航空機の森本浩通代表取締役社長、向かって右:ロックトンのニクラス・ルンド(Niklas Lund)・プレジデント。 全 7 枚 拡大写真

三菱航空機は、スウェーデンの航空機リース会社のロックトンからリージョナルジェット『MRJ90』20機の確定発注に向けて基本合意したと発表した。

【画像全7枚】

20機にうち、確定が10機、オプションが10機。今回の基本合意をもとに、早期に正式契約を締結する予定。

三菱航空機にとって欧州企業との基本合意は今回が初めてとなる。航空機リース会社との基本合意は今回が2社目となる。ロックトン社への納入は、2020年に開始する予定。

MRJはこれまでに407機を受注しており、今回のロックトンと、2月に締結したエアロリースとの基本合意がともに確定すると、MRJの合計受注機数は447機(確定243機、オプション180機、購入権24機)となる。

リージョナルジェット機市場は今後、20年間で5000機の需要が見込まれており、航空会社の導入に加え、リースでの需要も伸びが期待されている。三菱航空機では、エアロリースに続く2社目となる航空機リース会社との基本合意を弾みに、リース会社向けの売り込みに加え、エアライン向けの販売活動も強化してMRJを拡販していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る