インフィニティ米国販売10.7%増、SUVは7割増…6月

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インフィニティ QX50(日産 スカイライン クロスオーバー)の2016年モデル
インフィニティ QX50(日産 スカイライン クロスオーバー)の2016年モデル 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは7月上旬、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万1058台。前年同月比は10.7%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が2349台にとどまり、前年同月比は32.3%減と、2か月連続で減少。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年同月比14.8%減の522台と、減少が続く。モデル末期の『Q60』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)も、78.4%減の79台にとどまる。

SUVでは、『QX60』が4380台を売り上げ、前年同月比は45.9%増と、4か月連続で増加。『QX50』(日本名:日産『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年実績のおよそ4倍の1689台と大幅増を保つ。

また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同月比31.7%増の490台と、2か月連続のプラス。最上級SUVの『QX80』は、55.1%増の1545台と、3か月連続で増加する。SUV全体では、69.3%増の8104台を売り上げた。

インフィニティの2016年上半期(1‐6月)米国新車販売は、前年同期比1.1%増の6万4978台。その内訳は、乗用車が30.7%減の2万4144 台、ライトトラック(SUV)が38.8%増の4万0834台。SUVが牽引役を果たしている。

《森脇稔》

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