ホンダ、1モーター式HV全てに展開…重希土類不使用の新モーター

自動車 ニューモデル 新型車
重希土類不使用の新モーター
重希土類不使用の新モーター 全 3 枚 拡大写真

ホンダと大同特殊鋼は7月12日、重希土類のレアアースを使わない磁石によるハイブリッド車(HV)用の新モーター技術を発表した。

【画像全3枚】

今秋に発表する次期『フリード』のHVモデルに初採用する。このフリード向けHVシステムは「i-DCD」という1モーター式で、「フィット」をはじめ、「ヴェゼル」「グレイス」「シャトル」などのHVモデルに採用。同社のHVの9割以上を占める主力パワートレインとなっている。

同日、都内で開いた発表会で、このモーターの開発を担当した本田技術研究所の貝塚正明主任研究員は、「i-DCDについては順次、新モーターを採用していく」との方針を表明した。次期フリードでは、新型磁石の生産量の関係もあって在来磁石を使うモーターとの併用になるものの、段階的に車種展開を図っていく方針だ。

新開発の磁石は、大同特殊の独自技術である熱間加工工法により耐熱性を高めるなどで、実用化された。現在のHV用モーターは耐熱性を高めるため、レアアースのなかで重希土類と呼ばれる「ジスプロシウム」や「テルビウム」を使っている。

ジスプロシウムは9割以上が中国産で占められており、価格や調達の面でリスクが高く、2011年から12年には中国政府の政策で価格が約10倍に高騰したこともあった。新開発のモーターは、そうしたリスクの軽減を図っている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  2. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  3. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  4. 8月から車検が変わる…ヘッドライトの「黄ばみ」に注意! DIYよりプロに相談
  5. ホンダ『シビック』など3万6000台以上をリコール…走行中にエンジン停止のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. インモールドコーティングコンソーシアム設立、型内塗装の国内普及めざす…武蔵塗料と岐阜多田精機
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る