北米カーオブザイヤー主催団体は7月6日、「2017北米カーオブザイヤー」のSUV部門の第一次ノミネート車12車種を発表した。
北米カーオブザイヤーは今回が24度目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。
これまで、北米カーオブザイヤーは、「乗用車」と「トラックおよびユーティリティ」の2部門だった。今回からトラックとユーティリティを別部門化し、乗用車、トラック、SUVの3部門とする。
2017北米カーオブザイヤーのSUV部門の第一次ノミネート車12車種は以下の通り。
アウディQ7
ベントレー ベンテイガ
ビュイック エンビジョン
キャデラックXT5
クライスラー パシフィカ
GMCアカディア
インフィニティQX30
キア スポーテージ
メルセデスベンツGLS
ジャガーF-PACE
マツダCX-9
日産アルマーダ
米国市場では、ガソリン価格の下落や景気回復により、SUVの販売が非常に好調。この流れを受けて、第一次ノミネート車12車種は、中大型クラスのSUVが中心となった。
日本メーカーからは、マツダが新型『CX-9』、日産からは新型『アルマーダ』とインフィニティブランドの『QX30』の合計3車種がノミネート。前回は『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)と『パイロット』がノミネートされていたホンダは、今回はゼロ。同様に、前回『RX』がノミネートされていたレクサスも、今回はノミネートなしとなった。