米国のベンチャー企業で、プラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブ。同社が新会社となって、生産を再開した。
フィスカーオートモーティブは2013年11月、破産を申請。2014年2月には、同社の資産を中国の万向集団が落札。その万向集団が主導する形で、新たなブランド、「ザ・ニュー・フィスカー」が誕生。
2015年6月、新たに立ち上げられたフィスカーオートモーティブ&テクノロジーグループ(FATG)は、生産再開計画を発表。「米国カリフォルニア州の新工場で、カルマの生産を再開する」と宣言していた。
その後、同年9月末、フィスカーオートモーティブ&テクノロジーグループは、社名を「カルマ オートモーティブ」に変更すると発表。そして2016年6月末、米国カリフォルニア州の新工場において、カルマの生産を再開した。
今回カルマは、2世代目となり、車名は『カルマ レヴェーロ』を名乗る。6月末、カリフォルニア州モレノバレーの新工場では、カルマ レヴェーロの試験生産が開始されている。