OKIエンジニアリング、車載用LSIの試験体制を強化

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パワー温度サイクル試験設備
パワー温度サイクル試験設備 全 2 枚 拡大写真

OKIエンジニアリングは、パワー温度サイクル試験設備を増設し、車載用LSIの信頼性試験基準である「AEC-Q100規格」に準拠した試験を強化した。これによりLSIメーカーの車載関連商品の開発に寄与する。

[沖電気工業ホームページ]

「AEC-Q100規格」が多くの自動車メーカーに採用されているため、自動車分野に進出する半導体メーカーは製品を同規格に対応する必要がある。これに伴って自社の試験設備や技術者が不足することから、試験を外部委託するケースも増えている。

同社は従来から同規格対応の試験サービスを提供してきたが、今回、特に要望の多い「パワー温度サイクル試験」の設備を増強した。

また、パワー温度サイクル試験にはLSIを断続動作させる試験治具が必要だが、製品ごとに用意する必要があり、LSIメーカーにとって障壁となっていた。

同社では、試験治具の設計、製作も含めてワンストップで試験サービスを提供し、顧客ニーズにスピーディーに対応するとしている。

《レスポンス編集部》

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