子どもを残したままのキー閉じ込み、昨年8月は236件発生…6件はガラスを割って救出

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駐車場(イメージ)
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JAF(日本自動車連盟)は、夏の気温が上昇するシーズンを迎え、子どもなどの熱中症事故防止を呼び掛けている。

昨年の8月1日から31日までの1か月間、JAFが出動した「キー閉じ込み」の救援のうち、子どもが車内に残されていたケースは全国で236件。このうち、緊急性が高いと判断し、ドアガラスを割るなどして子どもを救出したケースが6件あったという。現場での聞き取り調査によると、その原因は「子どもが誤ってロックを操作した」というものが多く、「電子キーの電池切れ」によるものもあった。

また、2012年夏にJAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35度の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに到達。乳幼児は体温調節機能が未発達であり、特に注意が必要だ。

JAFでは、子どもだけでなく、加齢に伴い体温調節機能が低下する高齢者、ペットなども車内に残して車を離れることは危険だとして、ドライバーに注意を呼びかけている。

《纐纈敏也@DAYS》

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