三菱米国販売0.8%増、アウトランダー は86%増…6月

自動車 ビジネス 海外マーケット
三菱 アウトランダー の2016年モデル
三菱 アウトランダー の2016年モデル 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは7月上旬、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は8023台。前年同月比は0.8%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

8023台の内訳は、乗用車が前年同月比12.7%減の2573台と、2か月連続で減少。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比8.7%増の5450台と、24か月連続の前年実績超え。

SUVでは、主力車種の『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が減少傾向。6月は3459台にとどまる。前年同月比は12.4%減と、4か月連続で前年実績を下回った。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国生産からの撤退を決めている。

一方、『アウトランダー』は6月、改良新型モデルが1991台を販売。前年同月比は86.4%増と、16か月連続の前年超え。6月としては、2007年以降で過去最高を記録した。2013年9月に米国市場に投入した『ミラージュ』は1541台。前年同月比は7.7%減と、2か月連続で減少した。

2015年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比22.8%増の9万5342台と、2008年以降では過去最高を記録。2016年上半期(1-6月)は、前年同期比4.8%増の5万1934台を販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る