【鈴鹿8耐】中須賀「連覇に向けて手応え十分」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
中須賀克行
中須賀克行 全 3 枚 拡大写真

前日のメーカー合同テストに続いて14日は、コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレースに向けたタイヤメーカーの合同テストが行われた。注目の人、ニッキー・ヘイデン(MuSASHi RT ハルク・プロ)は、本来のパフォーマンスを発揮するには至らなかった。

「やるべきことは沢山ある。いまはひとつずつ課題をクリアしている段階。チームメイトは若いけれど鈴鹿8耐で優勝経験を持っている。だからいろいろと教わっているけれど、僕もこれまでに多くのレースを体験しているので、3人の経験を融合させていこうと思っているんだ」とヘイデン。

一方、前日に続いてトップタイムをマークしたのはYAMAHA FACTORY RACING TEAMで、中須賀克行が2分06秒960、チームメイトのアレックス・ローズは2分07秒343をマークした。

「テストスケジュールはすべてこなせたし、連覇に向けて手応えは十分です」と中須賀。そしてローズは「マシンのフィーリングがいいから、走っていてとてもモチベーションが高まるんだ。ただ、ニュータイヤを履いてタイムアタックに出たら、その周に遅いマシンに引っかかってしまって、これがなければもっといいタイムが出ていたよ」と、こちらも準備万端だ。

この日のテストは、Team KAGAYAMAの清成龍一が2分08秒377で続き、MuSASHi RT ハルク・プロの2分08秒519、ヨシムラスズキシェルアドバンスの2分08秒554、さらにTOHO Racing、F.C.C. TSR Honda、Team GREENの順となった。

今回のテストですべての合同テストが終了。次に参加ライダーが顔をそろえるのは、いよいよ鈴鹿8耐ウイークとなる。

《佐久間光政》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る