【ISOT16】三重県の二輪パーツメーカー、金属製名刺ケースで新たな活路…ギルトデザイン

モーターサイクル 企業動向
ギルドデザインが制作したジュラルミン製の名刺ケース
ギルドデザインが制作したジュラルミン製の名刺ケース 全 1 枚 拡大写真

三重県亀山市に本社を構えるギルトデザインは「第27回国際文具・紙製品展(ISOT2016)」に洒落たジュラルミン製の名刺ケースを出品した。1個1個高精度マシニングセンターによる削り出しで制作したもので、8月から発売するという。

同社は元々二輪のアフターパーツメーカーで、ホイールスイングアームやバックステップなどアルミを主体としたパーツを製作していた。しかし、国内の二輪市場は低迷を続け、アフターパーツの売り上げも減少していった。

そこで、自社の切削技術を活かした新たな活路を模索。ジュラルミン製のiPhoneケースを製作、販売した。「これはずいぶんと売れましたが、機種が変わると、それに合わせてつくる必要があり、またそれまでのものが売れなくしまったのです。それで、長く使ってもらえるものをと考え、名刺ケースをつくることにしたのです」と同社関係者は話す。

しかも、この名刺ケースには名刺を出し入れしやすいように工夫もされている。例えば、4個の極小ベアリングを使用し、スムーズにケースを開け閉めできる。また、取り出し口は3D切削加工によって滑らかに名刺を取り出すことができる。

価格は9180円~9720円。評判が良かったら、種類を増やしていくそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る