JR東日本お座敷車「ふるさと」、8月にラストランツアー

鉄道 企業動向
8月で引退するお座敷車両「ふるさと」。キハ40系気動車3両を改造した。
8月で引退するお座敷車両「ふるさと」。キハ40系気動車3両を改造した。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本仙台支社は7月22日、キハ40系気動車を改造したお座敷車両「ふるさと」の引退に伴い、「ふるさと」利用の旅行商品を発売すると発表した。

発表によると、ツアーは「『ふるさとラストラン』コース」(8月27日)と「『ふるさとラストラン』食べっしゃコース」(8月28日)の2種類を用意。このうち8月27日の「『ふるさとラストラン』コース」は仙台10時22分発~鳴子温泉12時28分着の「Aコース」と鳴子温泉14時45分発~仙台16時36分着の「Bコース」に分けて実施される。一方、「『ふるさとラストラン』食べっしゃコース」の運行区間と時刻は郡山11時30分発~仙台13時51分着になる。

旅行代金は「『ふるさとラストラン』コース」が大人6500円・子供5500円、「『ふるさとラストラン』食べっしゃコース」が大人1万2000円。「食べっしゃ」は「ご当地名産」が付く。申込みは仙台支社ウェブサイトや仙台駅などの旅行センター「びゅうプラザ」で受け付けている。

「ふるさと」は1995年、キハ40系のキハ40形1両とキハ48形2両を改造してデビューしたお座敷車両。当初は水戸支社の車両で愛称も「漫遊」だったが、仙台支社への転属に伴い現在の「ふるさと」に変更されている。老朽化のため8月限りで引退することが決まった。

《草町義和》

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