インド乗用車市場でトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは7月26日、2016年4~6月期の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は1465億4500万ルピー(約2286億円)。前年同期の1307億8300万ルピーに対して、12.1%増と2桁の伸びを示す。
また、4-6月期の純利益は148億6200万ルピー(約232億円)。前年同期に対して、23%の増益を達成している。
マルチスズキの2016年4~6月期の新車販売(輸出を含む)は、34万8443台。前年同期比は2.1%増だった。34万8443台の内訳は、インド国内が32万2340台で、前年同期比は5.4%増。輸出は2万6103台で、前年同期に対して26.7%の減少。
マルチスズキは、「販売台数の増加、素材コストの削減、為替相場などが、好決算につながった」とコメントしている。