VW商用車世界販売、7%増の23万台…欧州が好調 上半期

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フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5 全 3 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは7月26日、2016年上半期(1-6月)の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は23万8800台。前年同期比は7%増だった。

市場別実績では、西欧の中心国の地元ドイツが、前年同期比5.6%増の6万1600台と増加。フランスは23.1%増の9900台、スペインも32.7%増の7000台、イタリアも29.1%増の5600台と伸びた。

また、東欧は1万6700台を売り上げ、前年同期比は9.7%増と回復傾向。アフリカは7500台にとどまり、前年同期比は8.7%減とマイナスに。南米は0.9%増の1万8000台と増加。アジア太平洋は、5.5%増の1万1100台を売り上げる。

車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比12.9%増の10万0300台。『キャディ』は6.6%増の7万8800台だった。『アマロック』は0.8%減の3万6400台。『クラフター』は1.9%減の2万3300台。

2015年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は43万0800台。前年比は3.5%減と、マイナスに転じた。2016年6月単月では、前年同月比13.3%増の4万3700台を販売している。

《森脇稔》

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